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トヨタx中嶋一貴 ル・マン24H ゴール3分前の悲劇 2016

   

トヨタ ルマン24時間レース ゴール目前での悲劇

2016年ル・マン24時間耐久レース

トヨタは今年投入した新車TS050で必勝を期していました。

決勝ではライバルのポルシェ、アウディとの対決を制し、レースをリード。

このまま走りきれば1991年のマツダ787B以来2度目の日本車総合優勝が確実とも言えました。

また、トップを走った5号車は中嶋一貴もドライブしており、史上初の日本車で日本人が優勝する快挙も目前でした。

事実として、ポルシェはゴール前にピットインしタイヤを交換。

これは予定していないもので、交換しなくても走りきれる状況だったので、白旗降参を意味するものだったと言えるでしょう。

しかし、レース終了3分前、それまで快調にラップを重ねていたはずのトヨタ5号車に悪夢といえる事態が起こりました。

ル・マン名物のストレート、ユノディエールのシケインを越えた辺りで最終スティントを担当し、ゴールドライバーとなる中嶋一貴から無線で「ノーパワー!」という悲痛な無線が入りました。

2016ルマン24時間レース トヨタの悲劇

がっかりするトヨタのクルー ルマン24時間

中継画面にはマシンのスピードが表示されていました。200キロから一切加速しないのです。

2位のポルシェとは約1分差。

降参を意味するタイヤ交換により新品タイヤを履いていたのでペースを上げ、スピードの上がらないトヨタを抜き去ります。

そしてフィニッシュ。トヨタは初の日本車、日本チーム、日本人のオールジャパンでの優勝を逃しました。

印象的だったのはピットでモニターを見つめるトヨタの首脳陣とピットクルーの残念そうな表情です。

さぞかし悔しかったことでしょう。今年ののル・マンではきっと2016年の悔しさを晴らしてくれることを期待します。

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